休みの日、おかあさんが長電話してたの。長かったよ。何十分も電話してたの!!
でね、電話終わったときに、おかあさん、泣きながらこっちに来て、
「八夜、痴夜ちゃん。痴夜ちゃんが……」
「痴夜ちゃんがどーしたの?」ニコニコ
「交通事故でー入院中ーなの・・・」
「え?」
びっくりした。行くも元気な痴夜ちゃん。有り得ないほど体力があって、足が速くて、優しい痴夜ちゃん。そんな痴夜ちゃんが入院?病院に?おおきな病院に?ずっと起きてないの?ねぇ、どうして?だれかこたえて?
ねぇ、ねぇ、おかあさん?
ねぇ?
どうしてこたえないの?
ー数年後ー
もう私は、中学生になった。未だに痴夜ちゃんは起きない。もう、眠姫だ。毎日病院に行っている。でも起きない。王子様がいないから?まあいいか。起きるまで待つよ。痴夜ちゃん。
数週間後、痴夜ちゃんが起きた。すぐ会いに行った。そしたら、痴夜ちゃんが泣いてた。身体は中学生になってた。そして、最初は八夜のことわからなかったみたい。名前と、今の年を教えたら、
「八夜、おおきくなったね・・・」
泣きながら言ってたのをよく覚えてる。そのあと同じ中学に入学して、教師が事情を話して、生徒が驚いてた。当たり前だけど、八夜と同じクラスになったの。愉しくなりそう!!
でね、電話終わったときに、おかあさん、泣きながらこっちに来て、
「八夜、痴夜ちゃん。痴夜ちゃんが……」
「痴夜ちゃんがどーしたの?」ニコニコ
「交通事故でー入院中ーなの・・・」
「え?」
びっくりした。行くも元気な痴夜ちゃん。有り得ないほど体力があって、足が速くて、優しい痴夜ちゃん。そんな痴夜ちゃんが入院?病院に?おおきな病院に?ずっと起きてないの?ねぇ、どうして?だれかこたえて?
ねぇ、ねぇ、おかあさん?
ねぇ?
どうしてこたえないの?
ー数年後ー
もう私は、中学生になった。未だに痴夜ちゃんは起きない。もう、眠姫だ。毎日病院に行っている。でも起きない。王子様がいないから?まあいいか。起きるまで待つよ。痴夜ちゃん。
数週間後、痴夜ちゃんが起きた。すぐ会いに行った。そしたら、痴夜ちゃんが泣いてた。身体は中学生になってた。そして、最初は八夜のことわからなかったみたい。名前と、今の年を教えたら、
「八夜、おおきくなったね・・・」
泣きながら言ってたのをよく覚えてる。そのあと同じ中学に入学して、教師が事情を話して、生徒が驚いてた。当たり前だけど、八夜と同じクラスになったの。愉しくなりそう!!


