「アヅイ・・・暑すぎるよォォォォ!!」ごろごろごろごろ

「暑いならコンビニに行ってアイスでも買えばいいんじゃないの?」

「そ、そうだけど!でも、やっぱり八夜暑いんだもん!こんなんじゃ溶けちゃうよ!」

「・・・アイスあった気がする。見てきてあげるよ。」

「え、ほんと!?ありがと、痴夜ちゃん!」


7月後半。妄海家■妄海痴夜自室。AM10時25分。
涼しい時間が終わった後の時間帯。
河崎 八夜は妄海 痴夜の家に遊びに来ていた。
暇ということもあれば、ただ妄海痴夜とどこかに行きたいということもある。

ガチャ

「ごめん八夜。アイス無かった。買い出し行こう。それしかなさそう。」

「そっかァ・・・うん、行こう痴夜ちゃん!!近くにラーソンとかあったし!」

「近くにコンビニあって良かったね・・・」

♪♪♪♪♪♪ ♪♪ ♪♪♪

「あ、アイス売り場あった・・・。何買うの?」

「え?そうだなー。八夜ね、単純にこのイチゴ豆練乳ぶっかけアイス!」

「・・・八夜頭大丈夫?」

「え?大丈夫だよー。」にこにこ

絶対大丈夫じゃないでしょ・・・
いや、ある意味これが八夜の平常心だったりして
それか私が知らないだけで八夜には私が知らないような趣味が沢山あるのか?
いや、それはないはず。
幼子の時から一緒にいたし、うん。大丈夫だ。

「じゃあ私はチョコ。」

「ありがとうございましたー。」

笑顔がぎこちないな。新人か。



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「あー。暑い中でアイス食べるのも嫌じゃないねー。」

「・・・確かに。」
暑いけど、なんか達成感あって楽しいかも・・・知れない。