7月25日午後6時
「八夜、ここであってるよね?」

「そのはずだよ、痴夜ちゃん。」

目の前にあるのは豪邸。見たことないほどに大きい。

「きもちわるいほど大きいのね・・・」

「え、気持ち悪いかなぁ?」

「胸糞わるい・・・」

「まあいいや!早く入ろ!」ニコッ

「・・・はぁ」

ガチャ

「「「いらっしゃいませ」」」ぺこり

「「!?」」

中にいたのは3人のメイド。手暑いお出迎えですこと。

メイド1「私服ですね。着替えていただきます。」にこ

メイド2「こちらのドレスをご試着頂けますでしょうか?妄海様。」にこ

「・・・名前を知ってる上にピンクのドレス?私は黒の方が好きなんですけど・・・」イライラ

メイド2「あら、それは失礼いたしました。お嬢様にこれを着せるようにと申し付けられていたものでして・・・」

「・・・それはどうでもいい。黒のドレスにして下さい」

「あ、八夜はそのピンクのドレスにするー!!!」

「・・・八夜五月蝿いよ」

「え!?ごめんね痴夜ちゃん!」

「・・・・・・」

メイド2「かしこまりました。妄海様、河崎様。」ニコッ