「会長!生徒会長!起きてください!」

「ん、んん?もう会議ですか?」

生徒会室午後5時
先日起きたカフェの事件について、妄海痴夜の処罰をどうするかという会議を行う日。

「会長は寝すぎです!もっと自分が東真中学の生徒会長という責任をお持ち下さい!」

「わかった、わかったから静かにして・・・」
そして再び眠る

「(ฅ ˘ω˘ ฅ)Zzz」

「えぇ!?言った側から!?」

「むにゃむにゃ」

「いい加減にしてくださいよ会長・・・」イライラ

「我、一睡の悔いなし(*ˊᵕˋ*)」

「あるぇ〜?会長が寝てるぞぉぉぉ?」ニヤニヤ

「か、神居(神居)副会長!いつもいらっしゃらないのになぜ!?」

「え、だって呼ばれたし。会長に。」

副会長:神居 流風(カム イルカ)は、制服を試着せずに私服のパーカーを試着するという、学校の風紀を乱しそうな生徒である。

そして、生徒会長:寂子 涙火(サビシ ナミカ)は、成績が良い。そして何より優れているのは、運動能力である。アクロバティック&小柄な体型を生かして、最近はサバゲーをしているらしい。

「よーし、じゃあ会議始めましょか(^-^)」

「「「はい」」」

「?。生徒会長、ひとり多いですよ。」

「あ、その子。新人さんだよ〜(^-^)」

「「(゚Д゚)ハァ!?」」

「えと、新しく入らせて頂きました!1-A、美有 真衣です!よろしくお願いします」ペコリ

「と、まあそんな感じで新しく1年ちゃん入りましたー。(*´ー`*)」

「いや、意味わからんし。生徒会4人になんの?3年二人、2年1人、1年一人?なんか虐めてるとか言われそーで俺は嫌だな。」

「私も副会長に同意です。生徒会の悪いイメージが上がってしまいます。」

「まあまあ、気にするでない」ヽ(・ω・`)ポンポン

ー会議開始ー
「で、1-A、妄海痴夜の件、どうする?会長の私としては、今現在普通に登下校している。だが、虐められてもおかしくない。罰として、1度停学にした方がいいと思う。そして1年ちゃん。同じクラスだろう?妄海痴夜は虐められているか?正直に言え。嘘をついた場合、いくら年下でも私の飛び蹴りが出るぞ。」ニコッ

「・・・。クラスで、妄海さんが浮いてます。あと、リーダー格の子に、追い詰められてます・・・」

「どんな風にだ?詳しく言えよクソ1年」ギロリ

「副会長、言葉使い直してくださいね。怖いですから」

「えっと、犯人を潰したのかとか、放課後呼び出したりとか、クラス全員を痴夜ちゃn...じゃなくて妄海さんの敵に回そうとしてたりとか、です。」

「むむ?1年ちゃん、いま『痴夜ちゃん』と言おうとしたね?仲が良いのはいいことだ(*ˊᵕˋ*)」

「まあまあ、仲いいです」ニコり

「会長、やはり妄海痴夜を停学にした方が良いのでは・・・」

「まあ待て二年女。それお前が決めることじゃねぇだろwww」

「それはそうですけども!あとっ!私は二年女ではなく凛堂 真面(リンドウ シンメ)です!」

「あぁ?うるせぇなあ。」イライラ

「まあまあ、落ち着きたまえ副会長&二年ちゃんよ。(*ˊᵕˋ*)」

「は、はい・・・」

「では、会議の続きをしようか。」ニタァ

この会議はその後終わった。結果は、『妄海痴夜4週間停学』になったそうだ。

「では、諸君は気を付けて帰るように!」

「はい」

生徒会会議終了。

「あ、副会長は残れ。話がある」

「はぁ?ざけんな」

「ならこちらも対抗しよう。生徒会長に向かってその態度はやめろ三年小僧。」

「だーかーらー!てめぇイラつくんだよ!生徒会長だからなんだ?あぁ?」

「いい加減にしたまえ」ギロリ

「(゚Д゚)ハァ?俺よりもちっこい奴に負けるはずがな」
バキ
なにかが折れる音。

「Da☆Ka☆Ra。いい加減にしたまえ、神居流風。」にこ

その笑顔に表はなかった。
そして、先程折れたのはどうやら生徒会室にある机らしい。

「はいはい。わかりましたよ残ればいいんだろ残れば!」

「うむ、それで良い。」

「で、実はだな・・・ごにょごにょごにょごにょ」

「・・・は?」

「わかったな?」

「まあ、一応は、な。」

「わかったなら帰ってよし!」

「おー。」スタスタスタ

「あ、それと。」

「副会長、さっきの言い付けと、必ず問題は起こすな。面倒になる。もし事件を起こそうものならば、お前をさっきの机のようにしてやろう」にこっ

「おお、怖い怖い」

「じゃ、帰るわ」

「うむ、また明日(*ˊᵕˋ*)」