「何で?どうして私に気付かなかったの!?
一番近かったのに! 一番あなたの事を知っていたのに!
大好きだよ!愛してる。 この世で一番 おめでとう。
私の好きな人。幸せになってね。」

(何だよ。こんな時に!せっかくの時間が)

私は窓が開いてることに気がついた。

「あっ、流星ごめんね彼女との時間を邪魔して。」

愛奏は急に笑顔を作った。さっきまで泣いてたのに。
何急に笑ってんだ こいつ。

ピシャン 音を立てて窓はしまった。

「あーあ、見られちゃったなぁこんな姿 一番見られたくないのに。」
 
流星は自分の部屋へと、戻った。

多分私はカーテンを開けなくなるだろう。