「なんなん。喧嘩うってる?」


「うるさい。草むしり涼子は一生草むしっとけ!」


さっきまでぶりっ子して、私に思い出してもらいたがってたクセに!

何この態度の変わりよう。

腹立つ。

久々にこんなに腹立つ奴に出会ってきがする。


青色くんの第一印象とは打って変わって、今の印象は最悪。

あの笑顔にちょっとでもキュンとした、私のトキメキを返せ。



この時私は、喜田に対しての笑顔の良いイメージさえも喪失した。

人のことを馬鹿にするバカ!!

そう思っていた。