外は土砂降りになったみたいだ。中は静かで音はほぼ聞こえない。
さりげにカーテンを閉める先生。クローゼットからバスタオルを出すと、渡される。
「ちょっと濡れたな。なんならシャワー、浴びるか??」
「いえっ!!とんでもない!!」
全力で首を振る。
「…じゃあ俺は浴びてくるが、逃げようなんて思うなよ」
じろりと睨まれる。
いや、逃げますってば。
「警備員に言ってあるからな、お前のこと不審者だって。逃げたら捕まるぜ??」
そんなばかな!?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…