しかもそれを最後に、私の腰はすっかりよくなり、他の患部も痛みも気にならなくなり。 通う必要も理由も。 ましてやその彼がどこの誰かも解らないまま。 喉元過ぎれば何とやらで、毎日慌ただしく、日にちだけが過ぎていった。