私が話し終わると、お腹を抱えて笑った





「あの、私、何か変な事言いましたか?」



「いや、お前、ほんっと面白いな(笑)」



「普通に話しただけなんですけど...」



「お前、うちの理事長のこと、何も知らないんだな」



「しっ、知ってますよ!」




「じゃあ、何で理事長と俺が親子だって知らないんだ?」




「えっ······?」







初耳なんですけど〜!?





「まぁ、仕事があるから、ほとんど学院には居ねぇけどな」




「そうなんですか······」






















ん?待てよ!?



私、さっき、失礼なこと言っちゃった〜!!!!










「あの〜、さっき言った事って〜、忘れて頂いても良いですか?」




ヤバイ!!この窮地を早く乗り越えなくては!!





「それは無理だな」



「何でっ!」



「東城」



執事「どうぞ。」



「今までの会話、全てこのCDに録音させて貰った」






こっ、こいつ〜!!



さっき、少しでも見習ってしまった私を殴ってしまいたい!!!







「どうしようかな〜、こ・れ♪」




『ニヤリ』と、悪魔の笑みを浮かべた






私、鈴木花子は、この悪魔に、まんまとハメられました!!