「麗咲さんですか?」


「うん」


「もしかして、毎日ここに?」


「うん
昏睡状態でも、話しかけていれば目を覚ます可能性があるから」


「……………本当に、麗咲さんの事を大事に想っているんですね」


「俺にはこれしか出来ないから」


「私、飲み物買ってきますね!」


「分かった」