蝶なんか舞うわけない。

「なんだよ、その目。」

「いやっ・・・。」

「あれ?あれれれれ?顔赤いよ?」

「やだっ!見ないでよ!!」

「こいっつ、ウケんな。」

「ウケないし!!」


















「席替えだって♪」

愛が上機嫌で言った。

「そりゃ、よかったね。」

「うん。あの生意気な奴と別れられるもん♪」

愛があたしの机の上に座った。