『あ、今日さ、和佳奈んち行ってもいい?』 『うん、いいよ!今日は夜お父さんいないしおいでよ!』 『ありがとっ♪じゃあ、そのまま行くね?』 『了解!!』 『あ…ねぇ…』 『ん?どうしたの?』 『…ううん、やっぱり何でもない!!』 『そう?』 『うん!ごめんねっ…あ、大変!授業始まるから席戻るわ!!』 そう言って嘉奈は自分の席へと向かったが、あまり浮かない顔をしていた。 (どうしたんだろ?何でも無さそうって顔じゃないし…) 私は授業より嘉奈が気になった。