『あっ、、、。』 私を発見するや否や、 にこやかな笑顔で近づいてきた。 よく後ろ歩いてるってわかったな、、。 「おはよ、花理〔はなり〕。」 私の横までくると、 そんな言葉を発するとともに ポンポンと頭を撫でた。 『お、おはよう、!若林くん、、、!』 直視できず、 照れながら下を向いて挨拶してしまった。 これではまた、、、誤解されてしまう。 「花理って、本当に照れ屋だよね。」 そう言ったあと若林くんは 「そんなに俺のこと、キライ?」 と続けて、下を向く私の顔を覗き込む。