浩はあれほど「アミちゃん、アミちゃん」なんて言っているくせに、圭祐に構うアミに気も止めていない。
本当は、あんたどうでもいいんじゃないの? と聞きたくなる。
多分、浩の中では可愛い子をちやほやして楽しんでいるだけなのだろう。
本気で誰かと付き合ったりしたいと思っているとは到底思えなかった。
その浩は絶賛、桐華に構い中だ。
「宮ちゃん! 一緒に何か歌う?」
「う~ん、浩は何がいい?」
「宮ちゃんと一緒なら何でもいいよ!」
肩を寄せてくる浩。
けれど全然下心が伝わらない。
きっとこうしてくっついているのも楽しんでいるだけだ。
(……浩ってつくづく分からないな……)
ジュースに手を伸ばすとすかさず浩が取ってくれる。
「はい、どうぞ」
あんたはホストか、と言うほどに気配り。
それをじっと見ている視線に気がつきながら桐華は無視して浩と曲を決めた。
本当は、あんたどうでもいいんじゃないの? と聞きたくなる。
多分、浩の中では可愛い子をちやほやして楽しんでいるだけなのだろう。
本気で誰かと付き合ったりしたいと思っているとは到底思えなかった。
その浩は絶賛、桐華に構い中だ。
「宮ちゃん! 一緒に何か歌う?」
「う~ん、浩は何がいい?」
「宮ちゃんと一緒なら何でもいいよ!」
肩を寄せてくる浩。
けれど全然下心が伝わらない。
きっとこうしてくっついているのも楽しんでいるだけだ。
(……浩ってつくづく分からないな……)
ジュースに手を伸ばすとすかさず浩が取ってくれる。
「はい、どうぞ」
あんたはホストか、と言うほどに気配り。
それをじっと見ている視線に気がつきながら桐華は無視して浩と曲を決めた。

