「ひどい格好のお姫様。首筋にはキスマーク」
それにリビングも乱れていましたよ、と苦笑した。
ハッとして桐華は首を押さえた。
その手を三好がすかさずにつかんで取り去って笑う。
「今更隠しても」
笑顔が嘘くさいほど可愛らしい。
右手は桐華の手をつかんだまま、乱れきった制服のシャツの胸元に左手の指先をすべらせた。
「ボタン、どこに行ったんだろうね。リボンはリビングに落ちてたけど。ああ、髪も乱れてる。……誰が来てたの?」
指先がゆっくりと胸元から喉元に滑り上がると肌が粟立つ。
そのままキスマークの付けられた辺りをクルクルと円を描くようにもてあそぶ。
コクリと喉が鳴る。
どこにも妖艶さなど持たない幼く見える三好の、その指先は堪らないほど官能的。
スウッと細めた目で三好は桐華を見つめて、囁くような小さな声でもう一度聞いた。
「誰? 誰を入れたの? 僕が初めて来た日にも来ていた男?」
その言葉に桐華は目を見ひらく。
あの日は、圭祐が来ていたけれど……今の状況を作ったのは弓弦だ。
「もしかして竹原君?」
ギクリとする。
どうして言い当てられたのかと、ギクリとした。
握られている手が痛む。早鐘を打ち始めた心臓は、怖いからなの?
簡単に男を入れて、簡単に男に抱かれる軽い女だと、軽蔑されるのが怖いからなの?
それにリビングも乱れていましたよ、と苦笑した。
ハッとして桐華は首を押さえた。
その手を三好がすかさずにつかんで取り去って笑う。
「今更隠しても」
笑顔が嘘くさいほど可愛らしい。
右手は桐華の手をつかんだまま、乱れきった制服のシャツの胸元に左手の指先をすべらせた。
「ボタン、どこに行ったんだろうね。リボンはリビングに落ちてたけど。ああ、髪も乱れてる。……誰が来てたの?」
指先がゆっくりと胸元から喉元に滑り上がると肌が粟立つ。
そのままキスマークの付けられた辺りをクルクルと円を描くようにもてあそぶ。
コクリと喉が鳴る。
どこにも妖艶さなど持たない幼く見える三好の、その指先は堪らないほど官能的。
スウッと細めた目で三好は桐華を見つめて、囁くような小さな声でもう一度聞いた。
「誰? 誰を入れたの? 僕が初めて来た日にも来ていた男?」
その言葉に桐華は目を見ひらく。
あの日は、圭祐が来ていたけれど……今の状況を作ったのは弓弦だ。
「もしかして竹原君?」
ギクリとする。
どうして言い当てられたのかと、ギクリとした。
握られている手が痛む。早鐘を打ち始めた心臓は、怖いからなの?
簡単に男を入れて、簡単に男に抱かれる軽い女だと、軽蔑されるのが怖いからなの?

