「そ―言えばさぁ、その弁当うまそうだね。」

イケメンが私の食べかけの弁当を指さしながら言った。

「…ありがとうございます」

こんなイケメンに褒められると照れる。

「じぶんで作ってんの?」

私は頷く。

「じゃあさ、俺にも作ってくんね? 俺いっつも売店なんだよね―。 飽きた。」

次は首をふる

「あ―、そ―ゆうことしちゃう? おれ、あんたの寝顔の写真持ってるんだけどなぁ?」

「っはぁぁ!?」