「冨永さんには随分嫌われていた様ですが、何しろ優しいので。甘えちゃってました。」 「いやそこは気を遣えよ」 あっと気付いた時にはツッコミ入れてしまっていた。 そもそもこの人、少し前まで堅苦しいザ・使用人って感じだったよな? いきなりどうした? ここまできたらもう止まらないと心の中でツッコミ続ける。 自分の目に写る拳が震えている。