アマテラス【完結】



一瞬にして覚醒した自分の思考

相変わらず無表情を貫く目の前の女を睨み付ける。



濃いメイクで作られたキツい目が俺を捉える。


恐怖はない。





「……何よその目」


「どうして七瀬のことを知ってんだよ」




俺は家で七瀬の話題を出したことはない。

当然だ。
日常会話すらないのだから。