「お兄ちゃんそれチョコレートよね?誰に貰ったの?珠里からだけじゃ満足出来ない?まさかそのチョコレートの女が彼女とかじゃないわよね?」 「珠里、落ち着け。彼女はいない」 「じゃあ好きなの!?」 「珠里落ち着け。お願いだから」 「好きなの!? ねぇ 答えなさいよ!」 奇声を上げながら珠里が頭を抱えて暴れだす。 力ずくで押さえるが、我を失った人間を止めるのは容易なことではない。 ガタガタと家中に音が響き渡り、それが義母の元へとつたわる。 ここに来るのも時間の問題だろう。