宇右衛門の目に椅子に座った私が写る。 揺れず動かず どうしようもなく私だった。 「宇右衛門ごめん」 「返事早くねぇか?」 「うん。でもごめん」 ロマンチックな夜景を見ながらでもない。 放課後に呼び出された屋上でもない。 ただの教室で、あまりにも突然の告白 でもこれが冗談で済ませられない事だと 私はすぐに理解できた。