宇右衛門が黙った。 常時にこにこ君だと思っていたが、普通に静かな時もあるらしい。 美琴を撫でる私の手が止まる。 それに従って目を瞑ってまどろんでいた美琴が目を覚ました。 机を合わせて座っている私と美琴 机の境界線辺りに一人宇右衛門が下を向いて立っている。