無機質なチャイムが鳴る。 間も無く先生が入ってきて連絡事項を告げる。 かつて私に、日直の使命を与えた者だ。 先生が話している最中も教室の中から無駄口は消えない。 毎日毎日、変哲のない連絡に耳を傾けない生徒も多い。 私も聞き半分、窓の方を向いて目を閉じる。 太陽の光で透けた血が、瞼の裏で一面を赤く染めた。