ポンポンと美琴の頭を撫でる。 ボサボサになってしまった髪を直すように指を通すと気持ち良さそうに目を閉じた。 南向きの教室は日当たりが良く、美琴は眩しそうに目を硬く閉じる。 痛くなっちゃいそう 目の上からソッと手を被せると、手のひらに美琴の目の力が抜ける動きが伝わる。 投げ捨てるように机の上に放られたリュックを動かし美琴の顔に影を作る。 手を離しても気持ち良さそうに寝ている。 静かに美琴の側を離れた。