私の通う学校は全校生徒が1000を超える。 校庭も無駄に広く、下駄箱までたどり着く頃には息が切れていた。 ラッキーなことに取り易い位置にある[ 冨永 ]とシールが貼られた下駄箱 息を整えながら上履きを履いていると背中からタックルをお見舞される。 「な……ナナ…………速すぎる、ぞ?」 「競争って言ったでしょ?本気出したから」 「ナナとはも、競争し……ないぞ」 「あら酷い」