中村の視線を追うと、そこには私が用意したプレゼントがある。 確かに、中村のだけど こんないいものを貰ってしまった後だと気が引けてしまう。 でも、貰っておきながら何もあげないっていうのも私的にアウトだ。 「いらなかったら返品受付中だから」 「ふはっ いらない訳ねぇよ」 壊さないように、ネックレスを机の上に置いてからプレゼントを手渡す。