いつも通り適温に設定されている筈の部屋 開かれたカーテンから入る日差しのせいで温度が上がっているのではないか いつの間にか中村の横に並ぶような体勢になっている。 中村と壁に挟まれるような場所から、中村の後ろに黄色い袋が見えた。 「プレゼントだろ?」 「……え?」