わざと自分の頭を持ち上げて、私の耳の真横で喋ると ふぅっと息を吹き掛けてきた。 「止めなさい」 「七瀬が焦るの珍しいな」 「楽しそうだな」 「楽しいよ」 この部屋でも滅多に、というか初めて見るようなにこにこ笑顔の中村