ただあの子になりたくて



どれもがちぐはぐで結びつかない。

私は次のページに目を移した。

でも、そこは見事に綺麗な白紙。

私は目を疑った。

欠かさずに続いてきた日記が途切れている。

心臓の動きはどんどん加速する。

これでは一番肝心なところが見えてこない。

椿の心が、こんなにも揺れている真相が。

そんなこと、私が困る。

ずっと、拓斗に聞かれても卑怯に口をつぐんで、嫌だから忘れようとして、逆にそれをいいことに利用して蒼介とくっついていようとした。