「幸助〜。」


ガチャっと音がして
ドアが開いた。

「ん…ああ、綾か…」

そこにはボサボサ髪の
幸助がいた。

「ほらっ!今日はバイトの打ち上げでしょ?」


私は白いワンピースを
着てはりきっていた。

なんてったって
憧れの先輩と
喋れるチャンス
なんだもの!!!