「だから、僕は自分から藤さんに声をかけて好きになってもらうんだ」 心を決めた強い視線。 見覚えがある。 “僕を殺してくれないか” そう言った彼の眼差しによく似ている。 後ろ向きじゃない、前向きな言葉。 “……僕。好きになって貰える自信がない” そう言った彼はもういない。