君の中から僕が消えても僕は君を覚えている。【完結】


そして、テスト結果が発表される日。
部活が再開されたから、いつもの日常に戻っていた。


前と違うといえば、部活が終わった後槙野くんと話すと言う事。
家に帰ってから槙野くんとメールをする事。


穏やかだった。
そう思った。



でも、違っていたんだ。



今回のテストの点数はいつもよりよくて、私は学年で三十三番だった。
こんな上位になった事なかったから、驚いた。


槙野くんは八番。
里緒は、えっと。本人非公開によって順位は不明。
だけど、赤点は免れたようだった。



「二人とも、順位高すぎ。言えるわけないじゃん」


と、里緒に恨めしそうに言われた。

それには私も槙野くんも苦笑するしかない。