君の中から僕が消えても僕は君を覚えている。【完結】



その日の放課後、槙野くんと里緒と別れた私は真っ直ぐに家へと帰った。
部屋に籠って勉強をした。明日のテストに備える為に。


一息ついた時、槙野くんから【テスト頑張ろうね。朝またわからないことがあったら聞いてね。】とメールが入っていた。
それを見てふふっと微笑む。


やれるとこだけやって、朝にまた槙野くんと勉強しようっと。
テストは二日で終わるし。

採点されて戻ってきたら、すぐ夏休みだ。
大会もすぐだ。



そうして迎えたテスト。
私も朝早く登校して、槙野くんと一緒に勉強をした。


今日のテストは意外と埋められたし、サクサク解けた気がする。
里緒は机に突っ伏してぐったりしていたけど。


翌日も同様に朝勉強をしていた私と槙野くん。……と、里緒。
昨日のテストが思っている以上に出来なかったらしい。


危機感を感じたようで、槙野くんの元にやってきて必死に問題を解いていた。


そして、二日目のテストも無事に終わった時には里緒は干からびていた。
赤点だと補習だしなあ。