箱入り娘と黒猫王子

「「「「……」」」」

「…何この空気」

「ごめん空…」



その日の食卓は最悪で、

いっくんが帰ってそうそう、家にいたにーくんとなっちゃんに例の一件を話し、
帰ってきたいっちゃんがその話に加わってまとまった答えは『NO』だった。



「あんな近い距離で接してたら、紫ノ宮と阿笠だって、ふらに惚れるに決まってる!!いや何ならもう惚れてるかも…」

「あぁ、有り得るな。それに嫉妬したあのメガネ女に虐められるかもしれねぇ…」

「何だと…?」

「ふらにそんな危ないことさせられないよ!!」



2人の想像力豊かな、うちの学校なら誰も信じないような話を鵜呑みにするのがうちのお兄ちゃんズ。