龍くんが行っちゃった次の日
お葬式が行われたらしい。
仕事があったから途中まではいたけれど。
龍くんに宛てた手紙と龍くんが吸ってたタバコ
を龍くんのそばに花と一緒に置いてきた。
お揃いで買った指輪は形見として貰った。
まだ現実を受け止めきれなくて…
そこからしばらくは内気になってしまった。
人間ってもろいね。
簡単に行っちゃうんだもんね。
そこからあたしはまた壊れていった。
口を開けば龍くんに会いたい。
龍くんの所に行きたい。
そればっかりだった。
死ねるはずもないのに手首を切ったり
現実逃避ばかりをしていた。
でもそんな夜に夢に龍くんが出てきた。
龍くんは最初は辛そうな顔をしていた。
「龍くん?龍くんなの?
なんで置いてっちゃったの!?
あたしも連れていってよ!!」
龍くんはにこって笑って
「お前は先に進めよ。
俺は見てっから。
みーちゃんは幸せになってね」
それだけを言うと龍くんは
光の中に消えていった。
