次の日。登校する時のいつものメンツ
春香と大河原とその彼女…。
名前忘れちった。
そいつらと待ち合わせている場所に向かった。
「「みゆーおーはよっ♡!」」
……なんでこんなお前ら元気なんだよ…。
寝起きから少しの時間あたしは
すこぶる機嫌が悪い。
適当にあしらいながらも
電車に乗りバス停に向かった。
バスは気持ち悪いほどあたし達が通う高校
「松岡高校」の生徒達でぎゅうぎゅう詰め。
歩いたら駅からすごい時間がかかるから
しょうがなくバスに乗っているんだけれど…
はぁー。怠い。気持ち悪い。酔う、暑い。
なんて考えてる時に春香に声を掛けられた。
「ねー?みゆ?今日朝から生徒手帳の
写真撮るの知ってる??」
あー。そんなこと昨日先生ゆってたっけ。
曖昧にしか覚えてないけど。
「んー??あー。そんな事ゆってたよーな…
てゆか、そんな事あたしが覚えてるとでも??」
「あ。そっか!!みゆーが覚えてたら
奇跡だもんね!!www」
こいつ本当腹立つ…。
まあいいや。本当の事だし。
とか何だかんだ喋ってるうちに
あたし達が乗っていたバスは
学校についたらしい。
