「美優ーー!お前何番だーー!!」
突然パソコンをいじってたはずのママから
叫ばれて何のことだが分からなかった。
「なんのー?」
「受験番号だよ!!」
………??
あたしは何をゆってるの?なんて思い
受験票を持ってママの所に行った。
いじっているパソコンを覗いてみると
ままが見てるのは合格発表の画面だった。
なんとなく番号を照らし合わせてみた。
「あ……あった…。」
ママにここにしろと言われた高校
受かってた…。
生まれて初めて嬉し涙を流したかも知れない。
合格が分かってから入学式までの期間は
本当にあっという間だった。