大抵美月と話すことはくだらない事だった。


あの先生がどうとかあの子がどうとか


あの子はあの男と付き合ってるとか


どの男はチャラそうとか。


いや。そっとしとけよwww


その頃あたし達の間では


mixiなんぞとやらが流行っていた。


んまあ。やってみるか。


面倒な事は嫌いなのだが


好奇心旺盛なあたしは手当たり次第に


手をつけて遊んでいた。


大河原の彼女を見つけて友達になり


その友達を漁っていた。


そこで出会ったのが一輝(かずき)だった。