その日あたしと優希が
仲良くなるのに、打ち解けるのに
そんなに時間は必要なかった。
まあ。そうなるのに話した話題は
全面的に下ネタだったんだけれど…
友達と呼べるものが増えると1日が
過ぎるのはやっぱり早く感じるもので…。
そこからのあたしは毎日が充実していた。
優希と一緒にいていつの間にか周りには
友達が増えていた。
クラスマッチだって何かと楽しかった。
まあ。あたしは走るのが好きだから
リレー系にしか出なかったんだけど…
毎日がたんたんと過ぎていく中
強化合宿ならぬものが開催されようとしてた。
「え。なにこれ。2年からの選択?
みたいなやつの勉強すんのに
学校から出んの?」
嫌な顔をしながらあたしは優希にゆった。
「めんどくさいよねー!!
別に学校でもいいじゃんねー!」
激しく同意。
まあ他のクラスと仲良くなるとか
そーゆー理由も含まれてのこれなんだろ。
んー。まあいいかあ。1人じゃないし。
