昼休み…

「はぁ、ロランと久しぶりに遊びたかったなぁ…」

「一人で遊ぶの嫌だなぁ…」

と、言っていると…

「何を言っているんだ。遊び相手は、俺だ。」

「ラン君?」

「なんで?ラン君サッカーしに行ってないの?」

「仲間外れにされたからさ。」

「そうなの。ラン君。だから、教室にいるわけね。」

「うん。もう、泣きそうだったよ。」

「泣きそう?」

「なんで、こんなに強いのに泣きそうになるのよ。」

「別にいいだろ。」

「まぁ、いいけど…」

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。