六百年以上の時を生き続けて、こんな心境になるのは初めての事だ。
だけど、認めなければならない。
表面上は『渋々付き合ってやっている』って顔をしているけど。
…私は今、人生が楽しい。
もしかしたら、エリスと暮らしていた時と同じくらい。
毎日クラスメイト達に振り回されて、修内太のお人好しぶりにがなって、それを冷やかす長老を追い回して。
それでも私は、人生を謳歌している。
エリスが死んで以降、止まってしまった私の時間。
永劫の闇を歩き続けるしかなかった筈の私の人生。
その時間が、また再び動き出したのかもしれない。
今の生活が好き。
御影市が好き。
それらを好きな私が好き。
そんな『好き』を得るきっかけになったアイツが、多分…。
そこまで考えを巡らせて。
「はっ!?」
部屋のドアの隙間に視線を感じる。
見ると。
「頬を染めて物思いに耽って…恋する少女の表情じゃのぅ、メグ」
長老が覗き見していた。
当然、餌抜きが数日延長されたのは言うまでもない。
だけど、認めなければならない。
表面上は『渋々付き合ってやっている』って顔をしているけど。
…私は今、人生が楽しい。
もしかしたら、エリスと暮らしていた時と同じくらい。
毎日クラスメイト達に振り回されて、修内太のお人好しぶりにがなって、それを冷やかす長老を追い回して。
それでも私は、人生を謳歌している。
エリスが死んで以降、止まってしまった私の時間。
永劫の闇を歩き続けるしかなかった筈の私の人生。
その時間が、また再び動き出したのかもしれない。
今の生活が好き。
御影市が好き。
それらを好きな私が好き。
そんな『好き』を得るきっかけになったアイツが、多分…。
そこまで考えを巡らせて。
「はっ!?」
部屋のドアの隙間に視線を感じる。
見ると。
「頬を染めて物思いに耽って…恋する少女の表情じゃのぅ、メグ」
長老が覗き見していた。
当然、餌抜きが数日延長されたのは言うまでもない。


