とろとろになったところに先輩の手が添えられる。
「やっ……あっ」
「痛くない?」
私が初めてだと知ってる先輩が優しく聞いてくれた。
ちょっと痛かったけど、微かに感じる快楽だけに意識を集中させた。
先輩の探るような手が私の高い声が上がるところを撫でる。
「やだせんぱいっ…そこやだ……まって……っんんっ」
いっきに快楽だけが押し寄せ、まだ幼い身体が震える。
先輩がぎゅっと私を抱え込む。
頭が急に真っ白になって、息が止まった。
目を開けてやっと息ができるようになった私の目には涙がたまっていた。
「よしよし。」
とたまった涙をすいとってくれた。
