「あのー?」 「あ!はい!」 完ぺき、マンガの世界に入り込んでいた私は、きっと一番“素”に近い。 「ずっとマンガよんでんの?」 「完ぺきに世界に入り込んでしまってました。まだ読んでちゃいけないですか?」 あー。といった先輩が。 「結構、我慢してるつもりなんだけど……」 「え?なに、を?」 分かんないわなー(笑)といって頭をポリポリ掻きながら 「分かんないなら……。」 「教えてあげよっか?」 と、私をベッドに優しくて押し倒した。