「この一年またお前と同じクラスとか俺可哀想」 「なーにが可哀想だ。男ならこれくらい受け止めなよ」 「ナメてんじゃねーよ」 「ナメてないよ琥珀頭いいもん」 「いや話違うけどな。まあな」 「今井君には負けるけどね」 「うっざ。その名前出すなよ、うっざ」 学年1頭のいいメガネボーイ今井君に勝てない琥珀をあざ笑う。 そんなこんなで私たちはやっとテーブルを囲んだ。