「でもね、お店の外で気持ちを伝えるのは自由よ。だからもし真剣な想いがあるんだったら、応援しているわ。
今日は来てくれてありがとう」
祥子さんの言葉はすべて図星だったみたい。
女の子は顔を真っ赤にさせながら、しぶしぶ立ち上がった。
わわ…。
こっちに来る…!
隠れる場所がなくてあたふたしていると、女の子と目が合ってしまった。
すると、女の子はさらに顔を真っ赤にさせて、お店から駆け出てしまった。
なんだか…気の毒だな…。
ライバルかもしれない子がいなくなって、正直ほっとしたけれど、複雑だった。
「あら?あなたは」



