そんな文章に、がっくりと肩を落としながら
その後も私は自宅で、家族と過ごし続けた。



紅白の放送が始まり、除夜の鐘がなり……
アイドルのカウントダウンコンサートが始まっても、楓我さんからの連絡はなかった。


楓我さんだけじゃない。
紗雪からの連絡も届かない。





不安を打ち消すようにしてメールを送信する。





だけどそのメールを読んでくれたのか、まだ気がついていないのかすら
私にはわからない。


返信がないまま……三が日も過ぎていった。






連絡がつかない時間が……こんなにもモドカシイ、
苦しい時間だなんて……思いもしなかった。





チーム仲間の新たな訃報が届いたのは、その数日後だった……。