「部下に調べさせて

時間はかかったけど、あのクラブにいるのが分かった

正直ショックだったよ

子供たちに向けられていた笑顔が

男たちに媚びを売る女になっていたんだから」



小さくため息をつく


「生活のためだったんだろ。仕方ないよね

でも君は自分にポリシーがあった。違うかい?」


黙って頷く



「僕が好きになった女性はやっぱり

間違いなかったよ」