ストリッパー

くだらないこと考えながら

夜の街を足早に歩く


「あの、・・・君」


・・・・?


「ジェントルマン・クラブの子だろ」


誰?
怪訝そうに私は振り向く




「そう警戒しないで。ふーん案外私服は地味なんだね」


相手の言葉を聞きながら私もとっさに観察する

あんただって地味じゃない

それに、金持ちには見えない



私は無視して歩く