優美の携帯には仕事中も雄大から頻繁に連絡が入るようになっていた。




雄大は優美が離れていくのがとてもこわかった。



どこで何をしてるをしているのか いつも気にしているようだ。


最近では仕事の細かい内容も色々聞いてくるようになった。




雄大は起きてから

店の買い出しの合間

仕事の準備の合間

仕事の合間にも

仕事が終わった後も

寝る前も

連絡が無いと疑い心配をする。



優美の仕事の開始時間も、仕事中、仕事が終わった後‥その後バイトの曜日、バイト中、出勤時間、終了時間、帰宅後全てを把握したがった。





優美は そんな雄大に心配をかけないようにした。


雄大はずっと優美がどこで何をしてるか気になった。







雄大『‥‥‥今なにしてたんですか?』


優美はどこか構える。

優美『あっ、今はもう職場出ました。帰り道ですよ。』



雄大『気を付けて帰ってくださいね!家に帰ったら連絡ください。心配なんで!』


優美『うん、ありがとうございます。』



雄大からは相変わらず、いつも神経がピリピリしている。


優美は家に帰ると、帰宅の連絡をいれた。


優美『ただいま。今家に着きました。』


雄大『おかえりなさい。

今日、孝明さんと輝さんにちゃんと伝えました。

優美さんとお付き合いすることになりました。僕、優美さんのこと守ります!絶対に幸せにします!って。』



優美『あっ、そうなんですね。

なんて仰ってました?』



雄大『ほんと、おめでとう。頑張ってねって。

あと‥輝さんは相変わらずニヤニヤしてましたね。』笑


優美『輝さんらしいですね。』笑


雄大『ほんとに! 雄大さん、もうしにたくないんですか?ってきかれたんで

今は人生たのしいなぁ〜!一日でもしぶとく長生きしたいですねー!って答えました。』笑


優美は大爆笑した。




友人に挨拶や報告やら‥わざわざ賢まって、そんな面倒くさいこと本来なら別にしなくても良い。




優美は孝明にも輝にもちゃんと報告するようにしたのは、雄大のきもちを汲んで少しでも納得できるようにしたかったからだった。




優美『あっ、あの‥雄大さん‥。』



雄大『はい、どうしたんですか?』



優美『連絡がないと、心配になったり不安になったりしますか‥。』



雄大『僕、今まであまりヤキモチやいたことも無いですし束縛したこと全く無いんです。

優美さんのこと束縛したりしたくないですし、無理はさせたくありませんが連絡くらいはほしいです。』




優美(雄大さんだから構わないとおもっているけど 少し いき過ぎているような気がする。)