「純正さん、かわいい」
「俺がかわいい?」
「はい」
「花名よりかわいい存在なんてないよ。愛してるんだ、誰よりも君のことを……」
純正は花名を抱きしめた。それから髪を撫でてキスをする。
「花名、今すぐ君のことを抱きたい……いいかい?」
花名はゆっくりと頷く。
真っ直ぐな気持ちをぶつけて自分を求めてくる純正が愛おしくてたまらない。
純正にブラウスのボタンを外され、そのふくらみが露になると花名は手で胸元を隠した。
「隠さないでいい」
「でも、恥ずかしいから……」
「じゃあ、俺も脱ぐよ。それなら一緒だろう?」
純正は花名をシングルベッドに横たわらせると、自分のシャツを脱ぎ捨てた。


