「う~ん...。」
なんか、苦しいし暑い...。
まだ眠っていたい気もするが、目を開ける。
すると、目の前には部長の顔があった。
何故?
しかも此処はベッドだし。
私はソファーで寝たはず。
部長が運んでくれたの?
...ていうか、今何時?
キョロキョロと時計を探す。
あった。
6時か...。
今から家に帰れば間に合うかも。
何処か分からないけど、昨日みたいに暗くないから分かるはず。
部長を起こさないように、静かに起き上がる。
スーツに着替え直して、Tシャツは持って帰って洗おう。
そのまま帰ろうとも思ったが、泊めてくださったお礼に朝ご飯を作って帰ろう。